県外者に温かい鹿児島に笑顔を

つぼぜん・秋山洋美さん

Iターン from 茨城

鍼灸マッサージ つぼぜん(鹿児島市山下町)
鍼灸マッサージ師 秋山 洋美さん(35)

鹿児島市中心部の鍼灸(しんきゅう)マッサージ治療院に勤めて5年目。仕事や子育てに忙しい30~50代の働く女性や高齢者を中心に、体と心のケアに努める。「社会人の経験があり、利用者と共感できることも多い。施術を通じて、よりよい生活を送るお手伝いができれば」と笑顔を見せる。

茨城県古河市出身。高校卒業後、地元の食品会社に就職し、事務職に就いたが、職場で慕っていた先輩が体調を崩したのを機に「人を元気にする仕事がしたい」と思うように。父親が鍼灸師だったこともあり、27歳の時、東京の鍼灸マッサージ師を養成する専門学校に入学し、3年間学んだ。

就活の際、恩師が上坪正哉社長(44)の知り合いで、規模拡大のためスタッフを探していると聞き「すぐに現場で施術できると聞いた。人より出遅れた分、一刻も早く実践できる技術を身につけたい」と鹿児島での就職を決めた。

それまで、鹿児島といえば「九州にある県」ぐらいの知識しかなかった。知らない土地で働くことに不安はあったが「社長をはじめ、先輩方が優しくフォローしてくれて、心強かった」と振り返る。

高齢者の訪問ケアでは鹿児島弁が分からず、コミュニケーションに苦労することも。利用者は嫌な顔一つせず、何度も繰り返したり、家族が“通訳”してくれたりする。「おおらかで優しい人が多く、県外出身者を温かく受け入れてくれる」と県民性を分析。「これからも真心を込めた施術を心掛け、一人でも多くの鹿児島の人を笑顔にしたい」と前を向いた。

株式会社 ツボゼン
つぼぜん
東京ではり・きゅうマッサージ院を営んでいた上坪正哉社長=鹿児島市出身=が、2012(平成24)年にUターン。個人経営を経て16(同28)年に株式会社化し、鹿児島市山下町に「鍼灸マッサージ・つぼぜん」を開院した。従業員8人。

このシリーズについて

UIターンfrom
UIターンをして鹿児島で働いている人に、鹿児島で働く以前と今ではどちらがよかったのかをお聞きします。

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