農業で雇用の創出、地域を元気に/さかうえ

うちのカイシャ さかうえ 中川昌聡さん
オンラインで「さかうえの牧草牛」を売り込む中川昌聡さん

さかうえ(志布志市)

経営企画部営業課長 中川昌聡さん(30)

自社で生産する牛肉や施設栽培のピーマンの営業マンだ。「適度なサシ(脂肪交雑)と赤身のうま味が感じられる、食べ疲れしにくくヘルシーでおいしい牛肉です」。

パソコンのカメラに新商品「さかうえの牧草牛」を映し、オンラインで全国のバイヤーと商談する。新型コロナウイルス感染拡大で、県外の小売店を回ったり、商談会に参加したりといった従来の営業活動ができない分、オンラインでも売り込みをかけている。

うちのカイシャ さかうえ
社内イベントに参加した坂上隆社長や社員ら

横浜市出身。海外と関わるビジネスに関心を持ち、青山学院大学に進学。交換留学やワーキングホリデーを経験後、東京の旅行会社に勤めた。

東京一極集中が進む一方で地方が衰退する現状は以前から気になっていて、「地域に根差して活性化できたら」と思うように。東京であった就農相談会で、坂上隆社長と1時間話をした。

「農業経営を通した地域貢献と未来を見据えた理念に共感した」ことが決め手となり、2019年1月に入社した。

配属された営業課で最初に命じられた仕事が「生産増を図っているピーマンを売ること」だった。ハウスを回って栽培方法や収穫時期、単価などを学び、全国のスーパーや小売店に電話を掛け、訪問するなど営業をかけた。

生食でも苦くないおいしさだけでなく、「自ら生産しているから、買い手側からの細かい注文に応じられる強み」をアピールし、1年目から完売できるようになった。

入社した年の9月末に新しく畜産事業が始動。独学で牛肉の知識を深め、肉をカットする加工施設を整備。必要な食品衛生責任者の資格も取得した。

自社生産の飼料を与え、放牧でのびのび育てた牛肉は、ヘルシーで安心安全と評判。コロナで営業活動が制限される中、口コミで売り上げを伸ばしている。

この職場に向く人材について、「まじめで向上心があり、自分で目標設定ができれば、農業経験は問わない」と話す。将来は「農業経営を通して地方に雇用を創出し、農業と地域の発展に貢献したい」と目標を語る。

中川昌聡さん
1990年生まれ。青山学院大学国際政治経済学部卒。妻、生まれたばかりの長女と暮らす。趣味はドライブ。

社長メッセージ

坂上隆さん(52)
うちのカイシャ さかうえ 坂上隆社長

施設栽培のピーマンや牧草飼料、肉用牛の放牧などに取り組んでいます。社員が幸せで、お客さまや取引先など周りも幸福にし、さらには地域・社会にも幸せの輪を広げることを目指しています。
自ら課題解決に取り組む向上心が強い社員を求めています。目標を持ち、仕事に没頭し、育っていく姿を見るのは楽しいです。やる気のある社員には、必要な資格・免許の取得費用、学びの場は提供します。将来の独立も支援しています。
社は年々力が結集し、時代の変化のスピードに対応し、新しいことに取り組むことができる「たたかえる組織」になりつつあります。日本の農業生産のリーディングカンパニーであり続けるため、一緒に働きませんか。

会社プロフィール

さかうえ
うちのカイシャ さかうえ外観

  • 所在地 志布志市志布志町安楽2873の4[MAP
  • 業務内容 牧草飼料生産や野菜の契約栽培など
  • 設立 1995年4月
  • 資本金 6,200万円
  • 売上高 6億2,224万円(2020年6月期)
  • 従業員 73人(男36人、女37人)
  • 平均年齢 36.7歳
  • 平均勤続年数 4.9年
  • 離職率 29%(18~20年度新卒)
  • 勤務時間 午前7時20分~午後5時(休憩100分)
  • 有給休暇の平均取得日数 11日(19年度)
  • 月平均所定外労働時間 19時間(19年度)
  • 育児休暇取得率 男性100%、女性100%=各1人(19年度)
  • 新規採用者数 男性5人、女性4人=大卒8人、短大・専門学校卒1人(20年度)
  • HP/さかうえ
※南日本新聞2021年2月16日付掲載

このシリーズについて

グッジョブかごしま
鹿児島県内の企業を紹介し、就活中の学生を応援するコーナーです。南日本新聞に毎月第3火曜日掲載しています。

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