就職活動の始めは、一歩引いた目線大切に

日本赤十字社鹿児島県支部 高石惇平さん

業種や企業絞らず、幅広く

献血や血液の供給を行う県赤十字血液センターで、血液を管理するコンピューターシステムを担当しています。システムは県内に4カ所ある献血施設やバスの稼働状況の把握のほか、病院からの発注受け付けから発送まで24時間体制で対応。

血液事業の中核となる重要なものです。トラブルが起きると終日業務が止まる可能性もあり、常に不具合がないか入念にチェックしています。

高校2年生のときに母ががんにかかったこともあり、命を救う現場で働きたいとずっと考えていました。就職希望先を調べる中で、輸血用血液の用途として最も多いのはがん治療だということを知りました。母と同じようにがんで苦しんでいる方を支えていきたいと思い入社しました。

母は面接試験の1週間前に亡くなりましたが、きっと喜んでくれているはずです。文系出身だったため、システムに関する知識が乏しく不安ばかりでしたが、上司や前任の助言もあり、大きなトラブルもなく業務をこなせています。

就職活動を始めた当初は消防士を目指し、大学3年から公務員専門学校にも通う日々でした。しかし、いったん立ち止まって救急の現場に関われる仕事を幅広く調べたときに、赤十字社の血液事業をはじめとする人道支援活動が一番自分がやりたいことだと気付くことができました。

これから就職活動を始める学生には、後悔しない選択ができるよう、やりたい職種や入りたい企業を一つに絞り込まずに、一歩引いた目線で関連業界を広く見ることが大事だと伝えたいです。

高石惇平さん
2020年4月入社。鹿児島大学法文学部卒。西之表市出身。
※南日本新聞2021年1月19日付掲載

このシリーズについて

グッジョブかごしま
鹿児島県内の企業を紹介し、就活中の学生を応援するコーナーです。南日本新聞に毎月第3火曜日掲載しています。

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