県外就職から10年後、新たな挑戦は地元から

永田鋼管工業、中村さん

Uターン from 大阪

有限会社 永田鋼管工業(鹿児島市春山町)
技術部 中村将悟(29)

永田鋼管工業(鹿児島市春山町)は、プラント(生産・工場設備)での機械器具設置、管工事、鋼構造物工事など幅広い事業を手掛ける。長年培ってきた独自の技術により、いずれのプラントでも実績を上げている。

同社で一番の若手が中村将悟さん(29)。2019年5月に入社した。鹿屋市出身。鹿屋工業高校機械科を卒業後、大阪府枚方市にある鉄炉メーカーで鉄筋コンクリート用棒鋼の製造に携わった。そこで10年間勤め、鹿児島に帰ってきた。

「両親の住む地元近くで新しいことにチャレンジしたいと思ったのが、Uターンのきっかけでした」

ハローワークで業種にこだわらず就職先を探した。同社のホームページや工場見学などを通して就職を決意、採用された。面談で中村さんは「居心地のいい環境で、新たな仕事ができそう」と感じた。

永田鋼管工業

現在、配管工として、本社工場や現場での作業に取り組む。「先輩たちのアドバイスも温かく、楽しく仕事に向き合えています」

経験のなかった溶接技術を身に着けようと、研さんに励む。「言い訳ではないですが、したこともないことを覚えるのは大変です」と、表情を引き締める。永田廣樹社長(47)は「仕事が終わってからも工場に残り黙々と溶接の練習をしている」と感心する。

同社は現場ごとに要望に沿った技術や製品を提供し、高い評価を受けている。永田社長は「人材育成を、との思いで(中村さんを)採用しました。社の技術を継承して、戦力になってほしい」。最若手にかける期待は大きいようだ。

有限会社 永田鋼管工業
会社案内_永田鋼管工業

会長の永田征廣氏(77)が1972年、鹿児島市山田町で前身の永田工業設立。2008年、現在地に移転。正社員20人。機械機器設置や管工事、土木工事、水道設備などで製品加工・施工を手がける。取引先は離島を含む県内のほか宮崎、福岡。

このシリーズについて

UIターンfrom
UIターンをして鹿児島で働いている人に、鹿児島で働く以前と今ではどちらがよかったのかをお聞きします。

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