専門知識と高いスキルで情報守る/久永情報マネジメント

久永情報マネジメント
紙資料のデジタル化のため、カメラ撮影の準備をする社員=鹿児島市松原町

久永情報マネジメント(鹿児島市)

電子地図と各種データを関連づけた、独自の地理情報システム(GIS)の開発、防災マップや写真・地図を組み合わせた観光看板の作製など、幅広い業務を手掛ける。GISは、各自治体の農地や森林、水道管理などにも利用され、県民の生活を支えている。

このほか、久永修平社長(58)が「自社完結でできるのは、県内唯一ではないか」と話すのが、紙媒体のマイクロフィルム化やデジタル化だ。

取引先は、個人や企業、行政、大学、図書館などさまざま。歴史的な古文書などには劣化したものもあり、それを修復して電子化し、いつでも閲覧可能にする作業には「高いノウハウが求められる」という。

通常は、顧客から資料を預かり、機械でスキャンしてデータを取り込む方法が主流となるものの、依頼元から資料が持ち出せない場合などは、現地に場所を借りてカメラ機材などを運び込み、写真を撮る。

その場に合わせた照明の微調整や、貴重な資料を扱う中での迅速な作業には経験も必要で、「撮影の技術や機材をどう使うかといった『人のスキル』が強み」と話す。社員の多くが、情報管理の総合的な技術と知識を示す「文書情報管理士」の資格を取得し、顧客からの信頼の維持・向上に努める。

現在、持続可能な開発目標(SDGs)にも取り組む。新築する建物に高性能な断熱材や省エネ設備を採用し、エネルギー消費量を50%以上削減する「ZEB Ready」の、県内初となるオフィスビルでの取得を目指す。「みなさんの安全・安心な暮らしのため、少しでも役に立てるよう頑張りたい」と意気込む。

(南日本新聞2020年07月26日付掲載)
久永情報マネジメント
1964年設立。資本金1000万円。2020年6月期の売上高は3億5800万円。社員37人。
住所:鹿児島市松原町7-6[MAP
電話番号:099-225-1500

このシリーズについて

かごしま会社探訪
きらりと光る鹿児島県内の中小企業を訪問し、あまり知られていない素顔を探ります。 ※2020年8月9日まで、日曜日付南日本新聞の経済面に掲載していました。

イベントカレンダー

企業説明会・オープンキャンパス等のイベント情報をご紹介

<< 2021年9月 >>
30 31 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 1 2 3